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創作 帰りたい? 砂田あゆみ 最終回

 みなさん、僕たちは会社でいらなくなったら辞めさせられます。安心して、落ち着いて仕事が出来ません。僕は結婚したいです。でも、いまのままでは無理です。でも、働いている僕はまだいいほうかも知れません。働きたくても仕事が見つからない若者が沢山居ます。
 みなさん、僕たち若者が安心して働けるようにしてください。お願いします。ありがとうございました。
 幹夫は深く頭を下げた。もっとしゃべりたいことがあったが思うように言葉が出てこなかった。ノボリの付近の若者たちから拍手が起こった。マイクが手に掻いた汗でじっっとりと濡れていた。
 
「ご苦労様。ありがとう」
女性が走り寄ってきて幹夫に声をかけけ、マイクを受け取った。
幹夫は、この女性をお茶にでも誘ってみようかと思った。
その時、幹夫の携帯電話からメール着信の音楽がなった。
女性は「じゃ」といって帰りかけたが、肩から掛けた鞄からめもと取り出しなにやら書くと「また会いましょう」と言い、幹夫にメモを渡し仲間のところに駆けて行った。

 携帯電話を開いてみると、メールは母親からだった。
ーお正月は帰ってきますか。返事をください。?
簡単な文面だった。
 それまでの日差しは消え、空は灰色の雲が広がっていた空からは雪花が落ちてきていた。
 幹夫は歩きながら返事のメールを打ち込んだ。
ー帰りたいーと。
 幹夫は手持ったままにしていた女性から受け取ったメモを見た。そこには携帯電話の番号が書いてあった。幹夫は母への返信メールを発信しないまま、携帯電話を胸のポケットの中に入れた。
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