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創作 帰りたい? 砂田あゆみ

 「すみません。署名がお願いできませんか」
少しハスキー掛かった女性の声がした。読んでいたミニパンフから目を離し、顔を上げてみると背のあまり高くはなく、目がくりくりし、小太りの女性が立っていた。先ほど、ハンドマイクをにぎりしゃべっていた女性だった。近くで見ると、付き合っていた彼女に似たところがある。

 「何の署名」
 「『若者に仕事を与えてください』という、国会への請願署名です。来年一月に全国集会があり、国会に持っていくんです」
幹夫は署名用紙を挟んでいる板を受け取り、請願署名の文章を読んだ。
「いいこと書いてあるね」
「でしょ。いまね、働きたくても働くところのない若者が多いのですよ」
女性は「おたく、旅行中ですか」幹夫の前にしゃがみながら聞いた。
「なんで」
「なんか言葉のアクセントが違うようだもの」
「うん、派遣社員で働きにきてる」
不思議に幹夫はこの女性と気軽に話せた。
「はい」
幹夫は署名して、署名用紙を返した。
「さっき貰ったこのパンフ、いいことが書いてあるね」
幹夫はミニパンフをめくりながら言った。ミニパンフには、働く人たちの持っている権利などがコンパクトにまとめて解説されていた。
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