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創作 帰りたい? 砂田あゆみ

 幹夫は胸のポケットに入れたままになっていた携帯電話の着信音で目を覚ました。幹夫は布団にはいたまま受信ボタンを押し耳に当てた。
「もしもし」
「オー、加賀田か」
男の声が、まだはっきり目を覚ましていない幹夫の耳に入ってきた。相手は親しげに声をかけてきているが誰の声なのか思い出せない。
「えっ。加賀田ですが。君は誰」
「判らんか。下根だ。D高校で一緒だった」
「下根。本当か。声が変わっていて分からなかったよ。久し振りだな。」
「声が変わったかなー。最初の同窓会で会ったきりだものなあ。」
下根とはD工業高校で三年間同じクラスだったし、生徒会活動を一緒にした仲間だった。
幹夫は置きあがり、ベッドの縁に腰をかけた。
「ぼくの携帯番号がよくわかったなー」
「うん苦労したぞ。君のおばあさんの家が僕の家の近所だろ。そこ行って、君のお母さんに電話をかけてもらって、教えてもらった。」
「そうか。で、また急に電話はなんだ」
「うん。来年の正月に同窓会を開くことを計画したので、みんなに案内しているところだ。」

幹夫たちは、高校を卒業するとき五年ごとに同窓会を持つことを約束していた。幹夫は前回の同窓会を欠席していた。そうすると、下根とは十年近く会っていないことになる。(つづく)

写真=マンションのかえる道の坂道は近頃は苦痛だ。写真をクリックすると拡大します。DSCN1212_convert_20080722232434.jpg



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