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殺人犯と12歳の作家と・・・?終

     殺人犯と12歳の作家と14歳のエッセイストに「連帯」を想う 
     小原 芳樹(おはら よしき)
?民主文学会鳥取支部ニュース「漣」から転載ー

6月6日から掲載しています。ご感想などをお寄せください。

 大賞は25歳の山口さなえさん。山口さんは「蟹工船」から現実世界への虚無感と絶望を受けたという。多喜二が描いた世界は「終わった歴史」であるはずなのに、現代日本社会の搾取構造は変わっておらず「蟹工船」の労働が繰り返されているとして、自分たちはそんな現状への虚無感を抱えている蟹工船の労働者のようには立ち上がれないと思っている、と語る。
 

では、なぜ、蟹工船の労働者は立ち上がれたのか?彼女は言う。奴隷のような労働のなかから労働者として何か共有できるという意思かが生まれたからだ。しかし、今、自分たちは支配者に闘いを挑む怒りを剥奪されている。もはや、「蟹工船」で起こったストライキはファンタジーの世界のことではないのか。

 そのうえで、彼女はこう設問する。多喜二がいまの日本に存在したら自動車メーカーの大工場で無期限ストが起こったという小説を書くのだろうか?私はそれをギャグマンガだと笑うだろうか?

 そして、こう自答する。多喜二は、「蟹工船」の最後をそう締めくくったように、やはり、「彼らは立ち上がったーーもう一度!」と書くのではないか。

 山口さんは明確に共に闘う者の手を求めている。ぼくは、高校一年の頃、初めて「蟹工船」を呼んだのだったが、その時の心のふるえを思い出して胸が熱くなった。貧困のなかで絶望に誘われる日々にあったぼくは、多喜二の小説のなかに闘うことの希望を見いだそうとしたのだった。

 小嶋君も山口さんも「蟹工船」のなかに道を見つけた。現実の閉塞のなかを「連帯」に至るトンネルを穿ち続けて進だろう、と思う。文学の力は強いという、飽き足りの感想を強くしながら。 (おわり)

写真はハナショウブ「千代の春」?湯梨浜(ゆりはま)町藤津あやめ池公園ーDSCN0953_convert_20080611191226.jpg


 
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