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2008年の「蟹工船」・・・?終わり

2008年の「蟹工船」・・・「もっと私たちをいい船に乗せろ!」  「蟹工船」エッセーコンテスト入賞作品集を読んで 田治米 芳郎(たじめ よしろう) ?民主文学会鳥取支部ニュース「漣」から転載ー

5月30日から連載。本日で終わりです。お読みになっての感想などお寄せください。メール(左側にあります)やコメント欄で。

あすからは、同じく「漣」から小原 芳樹さんの=殺人犯と12歳の作家と14歳のエッセイストの「連帯」を想う=を掲載します。

 三月十五日、民主主義文学会主催「多喜二の文学を語る集い」の青年トーク(司会浅尾大輔)に山口さなえと共に狗又も出席して「私が最後に言いたいことは」と言って、今まで座ってマイクの前で喋っていたのを、立ち上がって、マイクを台座ごと持ち上げて「もっと私たちをいい船に乗せろ!」と絶叫したのにはやんやの拍手が起こったと記録されている。

 紙幅の制限で三作品の紹介にとどめるが、1929年の「蟹工船」は2008年にも航行をし続けている。現代の「蟹工船」「地獄さ行ぐんだで」ではなく「ここさ地獄なんだで」なのだ。「ネットカフェの住人」という詩のような作品は、アスベストの建物は無数に存在している。
 コンビニのマスクを買って、夜中いっぱい働く僕たちに助かる手はない。
 足場を組んだ高層ビルは、冬の海とおなじで落ちたら助からない。
 でも落ちていなくても 死んだと同然の僕だ
 飯だってまともに食べれない(略)
 ネットカフェがなければ こじきになるだろう(略)
 
 山口さなえは次のように文章を閉じている。
 もし、小林多喜二が今を生きていたら、私たちが働いている職場にやってきて、「がんばれ」なんて励まさず朝まで話を聞いてくれた後、「蟹工船」の最後を締めくくった言葉のように、やはり「彼らは立ち上がった・・・・もう一度!」と書き付けるのではないか。
 その一縷の想像力がなくては今の私には読めない小説なののだった。

 私は新しい多喜二文学の担い手たちに感謝したい。多喜二の文学が「何時の時代にも通用する強い影響力と希望を与える」ものということを改めて教えてくれた。それは多喜二が正義の視点で時代を先取りし、その時代の読者に彼の生きている社会を考えさせるからだ。コンテスト作品集が生き生きとソレを実証している。(了)

 写真は山口」さなえ、狗又ユミカが出席した青年トーク「蟹工船」を語るを記録した紙面(民主文学6月号) 写真をクリックすると拡大します。DSCN0934_convert_20080605212942.jpg

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